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          | 有賀峠に面した有賀城、江音寺の赤い屋根が目印。尾根続きよりかなり低いのが気になりますが、このあたりの地形条件では致し方ないことなのでしょう。 |     
          江音寺墓所脇の畑のあたりは「丹波屋敷」といわれ、千野氏の屋敷があったといいます。写真の何の変哲も無い農道もかつての鎌倉街道だったという。 |     
        
            
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          | 尾根の東側、模擬冠木門から谷津の中を登ります。ダラダラしていて結構きつい坂道です。 |     
          最後のつづら折を登りきると目の前に巨大な空堀1が現れ、ビックリ&歓喜します。 |     
        
    
            
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          | 先に尾根続きをチェック。堀3は小規模なものですが、これによってY曲輪が独立し尾根続き方面への馬出しのようなカタチになっています。 |     
          さらに堀4。尾根続きが弱点のこのお城ですが、堀切は堀1以外、意外なほどささやかなものです。 |     
        
    
        
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          | 尾根続きの鉄塔附近から見下ろす。Y曲輪はいかにも防御の要のようですが、ちょっと心もとない気がします。 |     
          主郭の大土塁東側が虎口らしいです。Y曲輪の直下に小さな削平地があり、そこと曳き橋で繋がっていたのではないかと想像。 |     
        
        
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          | 主郭は小奇麗に整備され、とても気持ちが良い。尾根続き方向を守る土塁も迫力満点。 |     
          その土塁には石積みが、城郭遺構というよりも後世の神社、祭壇などに伴うもののようですが、神氏につながる有賀氏と関連があるのかも・・・? |     
        
        
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          | ちょっとガスっていますが、主郭からの諏訪湖の眺めは最高です。 |     
          主郭北東に伸びる支尾根には数段の削平地があり、堀切なども設けられています。 |     
        
        
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          | 支尾根の堀5、6。このあたりは伐採された木だらけで実に歩きにくい。堀6は大きな竪堀7と繋がっています。 |     
          主郭北側のU曲輪との間を分断する堀7も素晴らしい。長い竪堀となり、山の両側に繋がっています。 |     
        
        
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          | 主尾根上にはまとまった広さの曲輪が連続します。写真はU曲輪。 |     
          U曲輪には堀7に面して主郭と見まごうばかりの大きな土塁があります。 |     
        
        
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          | V曲輪は西側のみに土塁があります。 |     
          有賀峠に面した西側には2、3段の横堀状通路(堀8〜10)があります。単なる通路というよりも、街道を意識した防御の一環と考えたい。 |     
        
        
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          | 倒木などで判然としませんが、西側には数本の竪堀が落とされています。木々の間に有賀峠へと繋がる街道が見えています。 |     
          この堀8〜10に繋がる帯曲輪は竪堀11〜13で分断されています。このあたりの技法は武田氏の改修が入っていることを想像させます。 |     
        
        
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          | 再び江音寺へと戻ります。江音寺は千野氏ゆかりのお寺です。 |     
          その江音寺にある千野家墓所。別家の御櫓脇千野家の墓所もすぐ近くにあります。 |