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千曲川対岸に海ノ口城を見る。奥まった山の左手のピークが海ノ口城です。千曲川は源流にも近く、ここから北に約250kmも流れて新潟市、日本海に至ります。 |
三方を尾根に囲まれた谷津の中の林道。ここからは道が荒れているので車では無理、歩きましょう。「50分」とありますが、せいぜい3-40分くらいです。 |
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この三方を尾根に囲まれた谷津の奥部が居館だったのでは?そう思い始めると、こういう地形が根古屋に見えてきてしまう。 |
その尾根の南側を見上げてみると、なんとなく堀切に見えなくも無い。周囲の地形も削平地に見えなくも無い。城バカ男の目の錯覚かもしれないけれど。 |
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林道を10分ほど歩いて、いよいよ尾根筋へ取り付く。この屈曲した坂道、左上の大きな岩は大手門跡に見えないことも無い(こればっか)。 |
いよいよ本城、城山の尾根に取り付きました!ここからはほんの一息!いざ平賀源心入道の首級を申し受けん! |
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海ノ口城の主郭と屏風岩。正直なところ、「えっ、これって城なの?」と思ってしまうような場所ですが、いいんです!きっと信玄の初手柄の地、なのです!でも随分狭いなあ。。。 |
屏風岩の上に立つあづまや。この下は大きな堀切になっています。残念ながら木々に遮られて眺望はイマイチです。周囲には若干の腰曲輪や、もしかして虎口?の坂などもあります。 |
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屏風岩の下の大堀切。こういうのを見ると、やっとここが城だということを実感できますね(^^;) |
その堀切付近から屏風岩を見上げる。 |
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ここから南に、主郭とほぼ同標高のピークまで尾根道を歩いてみました。二箇所ほど、気のせいのような堀切跡がありました。でも気のせいじゃないですよ。 |
主郭の南のピーク。さらに南へ下ると大芝峠。若干削平されているように見えます。物見、狼煙台と推定。 |